【通信不安を解消】JALモバイルデュアルSIM(ahamo×IIJmio)のすすめ:月額千円でLSPと通信安定性を確保

マイル・特典航空券戦略

こんにちは。東京大学で博士を取得し、クレジットカードの使い方を研究しているクレカゼミナールのゼミ長です。

日々の生活や出張先で、スマートフォンの通信が遅くなったり、現地の通信設定に手間取って困った経験はないでしょうか。私自身、かつて通信費を抑えようと現地のデータ通信用eSIMを事前手配したものの、現地到着後に自分の端末の周波数帯と合わず通信できず、見知らぬ土地で多大な時間と心理的負担を強いられた経験があります。一方で、その後の世界一周旅行の際には「ahamo」を利用し、どの国に到着しても飛行機を降りた瞬間に通信環境が確保できるシームレスな体験に救われました。

このように、海外において追加料金や面倒な設定なしでそのまま利用できるahamoは非常に優秀ですが、私たちが生活の大半を過ごす「国内」においては、少し事情が変わってきます。お昼休みの都心部や人が密集する場所などでは、通信速度が著しく低下する「パケ詰まり」に直面することがあります。生活の基盤である国内の通信環境に不安が残ることは、無視できない課題です。

この記事の結論は、国内における通信品質の不安を解消しつつ、JGC(JAL Global Club)の指標となるLSP(Life Status ポイント)を効率的に獲得するための戦略についてご紹介します。「JALモバイル powered by ahamo(ドコモ網)」をメインに、「JALモバイル powered by IIJmio(au網)」をサブとして組み合わせる「JALモバイル2回線運用戦略」をご提案します。

📝 補足

この記事では、データと実体験に基づき以下の3つのポイントについて解説します。

  • なぜ2回線運用が「通信の不安」を和らげるのか
  • サブ回線にIIJmioの「音声SIM(au網)」を選ぶ合理的な理由
  • データ容量の追加は「大盛り」より「IIJmioのプランアップ」を検討すべき理由

ahamoの弱点「パケ詰まり」を回避!デュアルSIMを活用した通信の最適解

ついに「JALモバイル powered by ahamo」が提供開始となりました。基本の通信サービスとしてahamo(月間30GB)を利用しながら、毎月125マイルとLSPが1ポイント付与されるという、旅行好きには見逃せないサービスです。

⚠ 注意点

しかし、海外では強みを発揮するahamoですが、国内においてはドコモ網特有の「パケ詰まり」に遭遇する局所的なリスクが存在します。レジ前でQRコード決済の画面が開かず、後ろの人の視線が気になった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このような通信の不安定さをスマートに回避するために有効なのが、1つのスマートフォンに別会社の回線を入れておく「デュアルSIM」の活用です。

手動でサブ回線に切り替えることももちろん可能ですが、現在のデュアルSIM運用における最大の利点は「データ通信の自動切替機能」を利用できる点にあります。例えば、ソニーのXperia(Android 14対応機種等)や一部の最新スマートフォンには、メイン回線の通信環境が悪化した際、自動的にもう一方の回線へ切り替える機能が搭載されています。

この機能を使えば、都心部でahamo(ドコモ網)がパケ詰まりを起こした場合でも、スマートフォンが自動で別の回線に接続を切り替えてくれます。設定画面を開く手間すら省き、常に安定した通信環境を維持できる。これが、2回線運用を取り入れるメリットです。

サブ回線に「IIJmioの音声SIM」を選ぶべき2つの重要な理由

では、ahamoのサブ回線としてどのサービスを組み合わせるのが効率的でしょうか。ここでは、「JALモバイル(以下、IIJmio版)」を有力な候補として挙げます。

JALモバイル powered by ahamoとJALモバイルの詳しい比較は以下の記事もご覧ください。

1つ目の理由は、ahamo版とは別にIIJmio版を契約することで、IIJmio側でも毎月マイルとLSP(1ポイント)が蓄積されるという点です。新しい電話番号を取得する純粋な「新規契約」でも付与の対象となるため、サブ回線を1つ追加するだけで、JGCへの道のりを短くすることができるのは大きな魅力です。

2つ目の理由は、「音声通話機能付きSIM」を選ぶことで確実な通信の迂回路を作れる点です。

⚠ 注意点

ここでの注意点は月額数百円の安価な「データ通信専用SIM」を選びたくなるかもしれませんが、通信の保険という観点からは推奨できません。

IIJmioの公式仕様にによればデータ専用SIMは「ドコモ網(タイプD)」しか選択できません。もし、メインのahamo(ドコモ網)が混雑している時に、同じドコモ網のデータSIMに切り替わったとしても、通信品質の解決にはなりません。

いざという時の保険として機能させるには、au網(タイプA)を選択できる「音声通話機能付きSIM」を契約し、「ドコモ」と「au」という異なる電波網を組み合わせることが重要な条件となります。

実際のSIMの選択や設定方法については次の記事でも解説しています。よりしければご覧下さい。

差額わずか20円!ahamo大盛りより「IIJmio 25GB追加」がお得な理由

最後に、サブ回線としてIIJmioを契約する際、どのデータ容量プランを選択すべきかについて考えてみましょう。

普段の生活圏で通信環境が安定しており、万が一の「保険」や「LSPの獲得」のみを目的とするなら、IIJmioの2GBプラン(月額850円)や5GBプラン(月額990円)がオススメです。最小限のコストで目的を達成できます。

一方で、通信速度を重視したい方や、ahamoの基本プラン(月間30GB)ではデータ容量が足りない方は、どのような構成を組むべきでしょうか。通常なら「ahamo大盛り(+80GB)」の追加を検討するところですが、マイルとLSPの獲得効率という観点から、2つのアプローチを数字で比較してみます。

📝 補足

パターンA:ahamo大盛り(+80GB)を追加

  • 追加費用:月額1,980円(税込)
  • 得られるもの:データ容量80GB
  • 注意点:JALマイル(毎月125マイル)やLSP(毎月1ポイント)は、基本プランから増えません。

パターンB:IIJmio 音声SIM 25GBプラン(au網)を契約

  • 追加費用:月額2,000円(税込)
  • 得られるもの:データ容量25GB(au網)
  • メリット:別回線として新規契約するため、毎月「+1 LSP」と「+100マイル(25GBプランの規定マイル数)」が追加で付与されます。

パターンAとパターンBの月額費用の差額は、わずか「20円」です。 確かにパターンAの方が純粋なデータ増加量は多くなりますが、ドコモ網が混雑している環境下では、その大容量を活かしきれないリスクがあります。

ahamoを大盛りにする代わりに、IIJmioの25GB音声SIMを契約すれば、毎月2,000円の追加投資で「au網の予備データ25GB」を確保できます。自動切替による快適な通信を維持しつつ、年間で12 LSPを追加獲得できる。これは、非常に合理的な組み合わせと言えるのではないでしょうか。

まとめ:月額1,000円の投資で「通信の安心」と「JGC」を両立させる

海外での予期せぬ通信トラブルへの不安や、国内でのパケ詰まりによる日常の小さなストレス。「ahamo(ドコモ網) × IIJmio(au網)」という自動切替を活用した運用スタイルは、こうした通信のストレスを回避するための有効な選択肢です。そして、日々の通信インフラを整える過程で自然とJALマイルLSPが蓄積される仕組みは、旅行を愛する方にとって有用なアプローチとなります。

少しの工夫で、通信費を単なるコストから、将来の旅へ向けた投資の基盤へと変えることが可能です。ご自身のライフスタイルに合わせて、デュアルSIM環境の構築を検討してみてはいかがでしょうか。

📝 補足

この構成に向いている人

  • 日常的に都心部などでスマートフォンの通信が遅いと感じることがある人
  • 海外渡航時に現地での通信手段の確保に不安や煩わしさを感じている人
  • JGC(JAL Global Club)入会を目指し、LSPの獲得機会を増やしたい人
  • 月間データ使用量が30GBを超え、費用対効果の高い容量追加方法を探している人
⚠ 注意点

この構成に向いていない人

  • スマートフォンの設定(デュアルSIMの設定など)に極度の抵抗感がある人
  • メインの通信環境が常に安定しており、予備回線の必要性を感じていない人
  • JALマイルやLSPの獲得に興味がない人
  • 1円でも通信費を安く抑えることを最優先とする人

他にもJALマイルを貯めて、世界一周旅行に挑むための記事を公開しています。よろしければご覧ください!

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